CMは数十秒や数分といった短い時間になりますが、そんな中でも感動して泣けるものがたくさんあります。
わずかなショートストーリーですが、感動が詰まっており、テレビで放送されています。
テレビだとじっくり見る方は少ないかもしれませんが、ここでは説明を加えて、感動できる、泣ける、ジーンとくるCMを国内外問わず紹介したいと思います。
・海外が放送された泣けるCM
世界で話題になった感動的なタイのCMがあります。
CMの内容は、ある店で少年がお店で栄養ドリンクを万引きするところから始まります。
当然のように女性店主は少年を問い詰めるのですが、その向かいの食堂の主人が少年の代わりに支払いを済ませて、少年に野菜スープを飲ませてあげます。
この主人は元々慈悲深い人であり、多くの恵まれない人にお店でご飯をあげていたのです。
それから30年後。
主人は突然倒れてしまい、後頭部を打つ大怪我になり、入院するのですが莫大な手術費用が掛かるため店を売り払わないといけなくなってしまったのです。
主人の娘さんが寝ていたところ手術費用の請求書が置いてあるのですが、起きて請求書を見てみると何とビックリ！その総額が0円になっていたのです。
請求書には「30年前に支払い済み」と書かれていて、父親の主人を担当している医者は実は30年前の少年だったのです。
(引用元: YouTube)
このように感動的なCMとなっていまして、良いことをすれば返ってくるということをあらわしているのですが、なんとこのCMは実話を元に作られていたのです。
CM自体は携帯キャリアの会社であるTruemove Hによるものなので、話そのものと関係ないかもしれませんが、全世界で数千万視聴されていて、多くの方に感動を呼びました。
・日本のジーンとくる感動的なCM
多くの感動CMがある日本のCMですが、その中でもサントリー オールドのCMは有名です。
大泣きするような感動ではありませんが、心にジーンとくるCMとなっていまして、父親とその一人娘の家に結婚の挨拶をしにいく男の話です。
一人娘を嫁に出すことになる父親は男が席に座ると黙って席を立ってしまいます。
怒ったのかと心配して付いていった娘ですが、実は一緒にお酒を飲むためにグラスを取りに行っただけでした。
そして、父親が娘に「残念だな。嫌な奴なら、一発殴れたのにな」と話して、素直な気持ちを吐露するのです。
(引用元: YouTube)
1分間という短いCMですが、父親から娘や男の気持ち、娘の気持ち、寂しさなどさまざまな気持ちが込められているCMです。
味があるCMで考えれば考えるほどジーンとくるCMとなっていますよ。
出演した俳優は國村準さん、伊藤歩さん、加瀬亮さんとなっています。
そういった深い味わいをサントリーのオールドで味わえるという意味が込められたCMとなっているのでしょう。
きたろうさんと初音映莉子さんが出演した東京ガスのCMもオススメです。
(引用元: YouTube)
・感動のCMが多い保険のCM
泣けるCMとして評判が高いのは損保ジャパンの「ピアノ」編です。
話の内容は、父親の写真を見る娘がピアノ発表会に挑むところから始まります。
ピアノの弾く場面から娘が小さい頃のピアノを習っている場面に移行して、父親は特別に声を掛けませんが、それを黙って見守っています。
しかし、父親は単身赴任になり、事故で亡くなってしまうのです。
父親が亡くなってしまい、良い学校に行くのも難しいと考えていた娘ですが、実は父親は生命保険に加入していて、娘への手紙を残していたのです。
そこにはしっかりと娘のことを見ていて、将来のことを心配してくれている優しい父の姿があったのです。
その想いがピアノを奏でる力となり、無事にピアノの発表会を成功して、父親への感謝の気持ちを言葉に出したところで終わります。
(引用元: YouTube)
父と娘の素晴らしい関係を描いた感動の作品です。
その他にも第一生命の「幸せの道 父と娘の絆」も感動的です。
(引用元: YouTube)"